ミステリーツアー
SAでの忘れ物事件 1993年 報告者新田屋
この話は絶対に信じてもらえないと思いますが、本当に起きた事件です。

前泊してゴルフに行くことになった阿呆鳥のメンバーの一人は他に二人を車に乗せ東北自動車道を快調に走っていました。
会社が終わってからの出発の為夜も更けてきた東北自動車道 佐野SAで小休止をとることとしました。
後ろに乗っていた一人はちょうどその頃熟睡状態であった、とのことで前に乗った二人でトイレとジュースを買うと車に戻り、そそくさとコースに向けて出発したのです。
その後小1時間ほど走るともう一人が再度トイレにいきたくなり、SAに入ったその時のことです。
乗っているはずの後ろの一人がいないのです
そうです。神隠しにあったわけではなく、さきほどのSAに忘れてきたのです!。
その時の様子をこう語っています。
「後ろの一人はSAについたときも熟睡しているようでそのまま起こさないでおきました。トイレから帰ってきてもバックミラーに帽子が映っていてずっと寝ていたものと思いすぐに出発したのです。」

こんなことが信じられますか?

忘れられた一人によると、
「二人が車から降りた後一人でトイレを済ませて戻ってみるとそこにあるはずの車がないのです。始めは車のあった場所を間違えたかと思いそこら中探したのですが、やっぱりありません。」
「トイレだけにいくつもりだったので、財布ももたず、途方に暮れて休憩所で待つしかありませんでした。」
「当時は携帯電話などというしゃれたものはなく、ただただ早く気が付いてくれることを祈るしかありません。」
「実は休憩所にはどうやら同じように置き忘れられた人がもう一人いて、こいつよりは早く迎えに来てくれることだけを心の支えにじっと待っていました。」
「ところがそいつのほうが先に迎えが来てしまい、後は迎えにきてくれるまで何時間待たされたかも覚えていない状態でした。」

結局高速道路を戻って、置き忘れたSAについたのは、置き忘れてから、3時間近く後のことだったようです。

ゴルフに着替えや、パターなどを忘れることは多々あるでしょうけれども、同乗者を忘れるなんていう人はおそらくいないでしょう。
しかし、現実にこのような事件が起きており、同じ時間、同じ場所でもう一人忘れ去られる人がいるということは、あなたにもこのような恐怖がいつ襲ってきても不思議ではありません。
すくなくとも忘れられる側よりも忘れる側であって欲しい気もしますが。

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